みなさんこんにちは、エリートランナーを目指す市民ランナーのウエノです。
2月も下旬になり、3月に迫った東京マラソンや今夏に行われるパリオリンピックに向けて、ランニング市場は盛り上がりつつありますね。
各ブランドが新作シューズやウエアを発表する中、私は、アシックスの「GEL-NIMBUS26」を購入しました。
今回は、そんな「GEL-NIMBUS26」を、実際に履いて走ったランナーの目線で徹底解説します。
GEL-NIMBUS26の基本情報
GEL-NIMBUS26(以下:ニンバス26)は、アシックスの人気シリーズ「GEL-NIMBUS(以下:ニンバス)」の26代目のモデルで、2024年1月25日に発売されました。
ニンバスシリーズは、1999年から展開を始め、世界中の多くのランナーに愛用されてきました。
「ニンバス」というネーミングの由来はラテン語の「雲」。
「まるで雲の上を走っているかのようなクッショニング」という意味でつけられたそうです。
実際、アシックスは多くのシューズを展開していますが、ニンバスの売りはクッション性で、他のシリーズより柔らかく、フワフワとした感覚を味わえるように設計されています。
そんなニンバスは、前作であるニンバス25で大幅アップデートを果たしました。
これまでむき出しになっていた「GEL」というアシックス独自のクッション材(ゼリーのような見た目のもの)が、ミッドソールに内蔵され見えなくなりました。
むき出しの「GEL」はアシックスのジョギングシューズの代名詞のようなもので、それを見えなくしてしまったことには驚きました。
ただそれにより、軽量化を図ることができ、クッション性も大幅アップしたそうです。
実際、それまでどこか野暮ったい印象であったニンバスが、見た目もスペックもスタイリッシュにアップデートされたことで、ランナーの間で大きな話題を呼びました。
そして今年、ニンバス26として再びアップデートを果たしました。
そんなニンバス26のスペックは以下の通りです。
- モデル名:GEL-NIMBUS 26
- 重量:約305g(27.0cm)
- ドロップ差:8mm
- ソールの厚さ:約42mm
- アッパー:エンジニアードメッシュアッパー
- ミッドソール:FF BLAST PLUS ECO
- アウトソール:ASICSGRIP(中足部)、AHARPLUS(かかと、つま先部分)
- 価格:19,800円(税込)
前作との違い
前作(ニンバス25)との変更点は少なく、マイナーアップデートとなっています。
主な変更点は以下の通りです。
- 重量:約299g(27.0cm)→約305g(27.0cm)
- アッパー:エンジニアードメッシュ→エンジニアードメッシュ(微調整)
- アウトソール:AHAR→ASICSGRIP+AHARPLUS
重量がやや重くなっていますが、気にならない程度です。
アッパーに関しては、どちらも伸縮性に優れたニット素材であるエンジニアードメッシュアッパーが用いられていて、僅かな変更はあったものの、こちらも気にならない程度です。
一番の変更点といえば、アウトソールです。
前作ではアシックス独自のラバー材AHARが用いられていましたが、今作ではASICSGRIPとAHARPLUSが部分によって使い分けられています。
前作であるニンバス25は、非常に好評でしたが、稀に、アウトソールのグリップ力が心もとないという評価がありました。
今作であるニンバス26では、その点をピンポイントで改善してきたものと思われます。
履いてみた感想
私は既に、ニンバス26を100km強履いて走りました。
感想は「とにかく柔らかい」です。
沈んで弾むイメージではなく、沈んで吸収するイメージが近いと感じました。
これまで私は、クッション重視のシューズとして、クラウドストラトス(on)やクラウドモンスター(on)、リアクトインフィニティ(NIKE)を履いてきましたが、それらとは大きく異なると感じました。
私の中では、上記3シューズはどちらかと言うと「沈んで弾むイメージ」です。
クッション性がありながらも、反発感もあるので、ジョグからテンポ走(4’00″/km程度)まで使用しています。
一方「沈んで吸収するイメージ」のニンバス26は、テンポ走となると、意識的に出力を上げなければいけない感覚があります。
従って、ペースを気にしないジョグを中心に使用しています。
ペースを上げようとすると少し物足りなさがありますが、ゆっくり走るとその独特の柔らかさから、かなりの心地よさを感じることができるので、使い分けが求められるかもしれません。
おすすめの使用シーン
おすすめの使用シーンは、以下の4通りです。
- モチベーションが上がらない日のジョグ
- フォームを意識したジョグ
- 普段ばき
- はじめてのランニングシューズ
モチベーションが上がらない日のジョグ
既述の通り、ニンバス26はとにかく柔らかく、ペースを上げようとすると意識的に出力を上げなければいけませんが、ゆっくり走るとかなり心地よいです。
従って私は、モチベーションが上がらない日のジョグに使用することが多いです。
「サボるよりは、ゆっくりでも良いから走り出そう」と走り出す動機付けになるほど、ゆっくり走った時の独特の柔らかさはクセになります。
フォームを意識したジョグ
ジョグのつもりで走り出したら意外と気分が乗ってきて、テンポ走になっていることはあるあるかと思いますが、これはまさに、「サボるよりは、ゆっくりでも良いから走り出そう」と思って走り出した日に気がつきました。
既述の通り、ニンバス26は沈む系のシューズなので、ペースを上げて走るためには意識的に出力を上げる必要があります。
裏を返せば、これまで反発系のシューズに頼ることで忘れていた、お尻や腿裏の大きい筋肉を使って脚を回転させる感覚を、半ば無理やり引き出してくれます。
ついふくらはぎの筋肉を使いすぎてしまうランナーや、高反発厚底シューズでフルマラソンの後半まで脚がもたないランナーは、試してみても良いかもしれません。
普段ばき
一番おすすめの使用シーンはこちらで、私自身普段からよく履いています(笑)
ゆっくりのペースに適したクッション性は、普段ばきにももってこいで、ニンバス26を履いて出勤する朝は、いつもより足取りが軽い気さえします。
もちろん、仕事帰りに急にランニングをすることになっても対応可能。
オールブラックのモデルがある点も、嬉しいポイントです。
はじめてのランニングシューズ
ニンバス26はこれからランニングを始めるビギナーの方にもおすすめです。
おすすめの理由は、既述のクッション性と、ニュートラルな履き心地を有しているからです。
ビギナーの方は、いきなりハイペースで走ることはないでしょうから、ニンバス26の柔らかさの恩恵を存分に受け、気持ちよくランニングができると思います。
また、ニンバス26はアシックス公式が「ニュートラル向け」と謳っていて、クセのない履きごごちが特徴です。
ランニングシューズにはよく「オーバープロネーション向け」や「アンダープロネーション向け」、「扁平足向け」のような矯正靴のような要素を持ったものがあります。
かなりの頻度で本格的にトレーニングを行うつもりであれば、フォーム改善や足の矯正は必要ですが、まずはライトに走りたい方にとっては、その履きごごちに違和感を感じるかもしれません。
(実際私にも、扁平足気味のビギナーランナーに土踏まずのアーチサポートが強いシューズを勧めたら「違和感が勝ってしまい履くのが億劫になってしまった」と言われた経験があります。(Aさんゴメンなさい、、))
従って、柔らかくてクセが少ないニンバス26は、ビギナーランナーの方にも是非おすすめしたいです。
まとめ
今回は、アシックスの最新ランニングシューズ「GEL-NIMBUS26」を実際に購入して履いたランナー目線で解説しました。
ニンバス26は、そのネーミング通り、とにかく柔らかいシューズです。
普段ばきからジョグ、フォーム改善まで、幅広く活用できるので、ビギナーランナーから玄人ランナーまでバッチリ使えます。
フルマラソンシーズンは終盤を迎えていますが、最後のもうひと頑張りのお供に、来シーズンに向けた脚づくりのお供に、検討してみてはいかがでしょうか。
ではまた。



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