みなさんこんにちは、エリートランナーを目指す市民ランナーのウエノです。
桜もちらほら咲き始め、すっかり春になりましたね。
今シーズンのマラソンレースが全て終了した方も多いのではないでしょうか。
私もそのひとりで、先日の東京マラソンがシーズン最終レースでした。
一息つきたいところですが、マラソンシーズン終了と同時に始まるのがトレイルシーズン。
早速、3月31日(日)に開催された「第16回ハセツネ30K」に出場してきたので、実際に走ったランナーの目線でレビューをお送りします。
ハセツネ30Kとは
「ハセツネ30K」は、10月に行われる「ハセツネCUP(72km)」のショート種目・前哨戦として開催されるトレイルランニングレースです。
「ハセツネCUP」は30年以上の歴史を持つ、言わずと知れた日本のトレイルランニングレースの草分け的存在です。
正式名称は「日本山岳耐久レース」で、世界に誇る日本のクライマー、長谷川恒男(はせがわつねお)氏の功績を讃え、優勝者に長谷川恒男CUPが授与されることから「ハセツネ」と呼ばれています。
過酷な状況下で登山を行うクライマーの登竜門という位置付けで始まった大会のため、エイドや給水は最小限で、ほとんど全ての装備を持参しなければなりません。
「ハセツネ30K」はそんな「ハセツネCUP」に倣って始まり、今年で16回目を迎えました。
「ハセツネCUP」同様の理念を持つため、エイドや給水は無く、難易度は高めですが、一定条件を満たすと「ハセツネCUP」の優先エントリー権が与えられることや、都内で開催される数少ないトレイルランニングレースということもあり、毎年人気を博しています。
ハセツネ30Kのエントリー情報
第16回ハセツネ30Kのエントリー情報は以下の通りでした。
例年大きな変更はありませんので、次回大会の参加を検討している方は参考にしてみてください。
- 名称:第16回ハセツネ30K
- 日程:2024年3月31日(日)8:25(第一ウェーブ)
- 会場:秋川渓谷リバーティオ(東京都あきる野市)
- アクセス:JR五日市線「武蔵五日市」駅徒歩25分
- 定員:1,600人
- エントリー期間:2023年12月1日 21:00~2024年1月14日 23:59
- エントリー費用:12,000円(一般・エリートの部)
ハセツネ30Kの必携品
ハセツネ30Kには必携品が3点定められています。
- レインウェア上下(上下とも防水透湿素材のもの。ウィンドブレーカー等は不可)
- 水1.5リットル以上
- 行動食
私はトレイル経験が浅く、且つハセツネシリーズは初出場だったので、エントリー時にはかなりのハードルを感じていました。
行動食はまだ分かりますが、レインウェアと水の携帯とはどうすれば、、。という状態でした。
また、レインウェアは、「防水性:耐水圧10,000mm/ai以上、及び透湿性を兼ね備えた素材を 使用して作られた山岳の悪天候に対応できる縫い目をシームテープで防水加工したフード付きのもの上下セット」と規定されていて、めちゃくちゃお金かかりそうじゃん、、。という状態でした。
ただ、しっかり調べて考えれば何てことはなく、必携品チェックもその後のレースも、無事に乗り切ることができました。
そんな私が選んだギアは以下の通りです。
・ザック:フリューイッド6V3/マウンテンハードウェア(Columbia)

ザックは元々持っていたものを使用しました。
ポイントは、ハイドレーションに対応している点と、必携品がちょうどよく収まる点でした。
SALOMONの「ACTIVE SKIN 4」も持っていて、フィット感的にはそちらの方が優っていたのですが、4Lでは容量が少なく、必携品が収まりませんでした。
アイテム詳細
容量:6L
重量:332g
素材:ナイロンチェーンリップ(ナイロン100%)
定価:10,890円(税込)
特徴
・ベスト型でなくリュック型
・表記以上の容量感(10L級とのレビュー多数)
・メインポケット1箇所
・ハイドレーションポケット有
・ポールホルダー有
・ハーネスにポケット4箇所
私が使用した「フリューイッド6V3」はかなりおすすめなのですが、残念ながら現在は販売されていません。
現在販売されているモデルでは、SALOMONの「TRAILBLAZER 10」あたりが近い感覚で使えるかもしれません。
価格感が手頃な点も良いので、私も次回購入候補に入れています。
・ハイドレーション:SOFT RESERVOIR 1.5L/SALOMON

ハイドレーションは新たに購入しました。
ソフトフラスクも持っていたのですが、500ml×2本と250ml×2本だったため、4本も携帯することが煩わしく、1.5Lのハイドレーションを購入しました。
アイテム詳細
重量:120g
寸法:長さ31cm×奥行15cm
容量:1.5L
定価:5,390円(税込)
ソフトフラスクと違いチューブで吸えるので楽ですが、対応しているザックとしていないザックがあるので、その点だけは注意が必要です。(上記の「フリューイッド6V3」と「TRAILBLAZER 10」は対応しています。)
・レインウェア:イナレムストレッチレインスーツ/ワークマン

レインウェアも新たに購入しました。
購入の際に気にしたポイントは、「防水性:耐水圧10,000mm/ai以上、及び透湿性を兼ね備えた素材を 使用して作られた山岳の悪天候に対応できる縫い目をシームテープで防水加工したフード付きのもの上下セット」という仰々しい規定をクリアしているかです。
有名ブランドで探すとザラに数万円を超えてくるので腰が引けていたのですが、なんと、庶民の味方「ワークマン」に、規定をクリアするレインウェアが売っていました。
アイテム詳細
耐水圧:20,000mm
透湿度:25,000g/m2/24h
定価:4,900円(税込)
特徴
・ストレッチ性◎
・収納袋付き
・カラー4色展開
もちろん、必携品のチェックもクリアしたので、正真正銘の「お墨付き商品」です。
ちなみに、必携品のチェックは当日でもOKですが、指定施設での事前チェックも実施しています。
当日は混雑する恐れがあるので、行ける方は事前チェックに行った方が良いかもしれません。
ハセツネ30Kの会場と当日のスケジュール感
ハセツネ30Kのメイン会場は「武蔵五日市」駅から徒歩25分の「秋川渓谷リバーティオ」です。
当日のスケジュール感は以下の通りです。
- 6:00〜8:00:受付
- 8:15:開会式
- 8:25:第一ウェーブスタート
注意すべき点は、タイムマネジメントです。
電車の本数が少なく、立川からの始発で向かうと6時50分ごろ、2本目の電車で向かうと7時10分ごろの会場着になってしまいます。
スタートまでに、必携品チェック(※事前チェックを済ませていない方のみ)や、アスリートビブスやチップの装着(※全員受付で当日受取り)があるので、時間に余裕を持って会場入りしたい方は、車でのアクセスや会場近くでの宿泊を検討しても良いかもしれません。
私は立川からの始発で向かいましたが、必携品チェックは事前に済ませていましたし、受付もトイレもそこまで混雑していなかったので、始発でも十分だと感じました。(当日の必携品チェックも大混雑はしていませんでした。)

また、コース上だけでなく、会場にも給水はなかったので、水は自宅から用意して行く必要があります。
「さすがに会場には給水があるだろう、、」とも思いましたが、念には念をと自宅から入れて行ったので、助かりました。
水道はいくつかあり、もしかしたらそこで汲むことができたのかもしれませんが、汲んでいる人を見かけませんでしたし、大会の理念的にもかなりグレーかと思います。
会場に向かう途中にコンビニもあるので、自宅から用意して行くことが困難であれば、買って行って、会場で移し替えても良いかもしれません。
ハセツネ30Kのコース
東京都奥多摩山域の戸倉三山を中心としたコースです。
トレイル率が高く、獲得標高は2,000mを超える、比較的難易度の高いコースです。
急激な登りから始まり、その後も激しいアップダウンが続きます。
従って、スタートから飛ばしてしまうと、序盤でかなりダメージを受け、残りの区間は我慢を強いられます。
私自身も、スタートから張り切ってしまい、10km地点で既に足腰が疲弊してしまいました。
混雑回避のためにある程度仕方ないこともありますが、抑えて入った方が良いかもしれません。
また、給水やエイドは、本当に一切ありませんでした。
水や補給食は、気持ち多めに持っておいた方が良いかもしれません。
(トイレは関門地点にありました。※計2箇所)
路面は岩肌や砂利、階段など、バラエティに富んでいましたが、かなりテクニカルということはなく、気をつけて走ればトレイル経験の浅い私でも乗り切ることができました。
レースについて
さて、そんなこんなで、苦しみながらも何とか完走したわけですが、結果は以下の通りでした。
- タイム:4時間21分01秒
- 順位:60位(部門別12位)
年代別入賞を密かに狙っていましたが、箸にも棒にもかからず、トレイルの厳しさを感じました。
レース内容の詳細は、機会があれば記載しようと思います。
まとめ
今回は、3月31日(日)に参加した「第16回ハセツネ30K」についてのレビューを紹介しました。
ハセツネ30Kは、少々テクニカルですがその分走りごたえは抜群で、トレイルビギナーでも、しっかり準備をすれば楽しんで完走することができます。
手始めの一本として、またトレイルシーズン開幕の一本として、とても良い大会だと思いますので、参加を検討してみてはいかがでしょうか。
ではまた。



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