皆さんこんにちは、エリートランナーを目指す市民ランナーのウエノです。
マラソンシーズンもいよいよ大詰め、各地では毎週末多くの大会が開催されていますね。
私も、2月18日(日)に開催された、「第56回青梅マラソン」に初出場してきました。
今回は私ウエノが、青梅マラソンを実際に走って感じた、大会の特徴や自身のレースについて振り返ります。
青梅マラソンとは
青梅マラソンについていちばん初めにお伝えすべきことは、30kmのレースであるということです。
青梅マラソンは、1967年に第1回大会が開催された歴史のある大会です。
東京オリンピック後のマラソン競技の普及と強化を目的に、フルマラソンよりもハードルの低い30km で開催されたことに起源を持ちます。
当時は、東京オリンピックで銅メダルを獲得した円谷幸吉が出場し、「円谷幸吉と走ろう」というキャッチフレーズで応募が呼びかけられたそうです。
それ以来、国内では珍しい30kmレースという形で、今日まで多くのランナーに愛されています。
私自身、今回初めて実際に足を運びましたが、「多くの市民やランナーに愛されてきた温かい大会」という印象を持ちました。
駅からのびる大通りには露店や装飾があり華やかさを感じることができ、メイン会場は市民体育館や小学校を使用していて懐かしさも感じられました。
そして何より、沿道の声援が全く途切れず、30kmを通して高いモチベーションで走ることができました。
都市型マラソン大会の人気が増している昨今において、青梅マラソンが人気を維持し続けている理由が理解できました。
青梅マラソンのエントリー情報
第56回青梅マラソンのエントリー情報です。
毎年大きな変化はありませんので、第57回大会以降の出場を検討されている方は、是非参考にしてみてください。
- 名称:第56回青梅マラソン
- 日程:2024年2月18日(日)11:30〜(30kmの部)
- 会場:住友金属鉱山アリーナ青梅(青梅市総合体育館)
- アクセス:JR青梅線「河辺」駅徒歩5分
- 定員:12,500人(30kmの部)
- エントリー期間:2023年9月15日(金)12:00 ~ 9月28日(木)23:59(一般申込)
- エントリー費用:9,000円(30kmの部)
青梅マラソンの会場と注意点
私自身初参加の大会であったため、わかりづらく焦った点が3点ありました。
- 当日受付会場・メイン会場・スタートゾーンがすべて異なる
- オフィシャルの手荷物預けが利用しづらい
- ブロック分けの基準が謎
1.当日受付会場・メイン会場・スタートゾーンがすべて異なる
30kmの当日受付は河辺小学校、メイン会場は住友金属鉱山アリーナ青梅(以下:住金アリーナ)、です。
河辺駅、河辺小学校、住金アリーナは三角形のような位置関係で、河辺駅⇄河辺小学校⇄住金アリーナ⇄河辺駅は、それぞれ徒歩5分程度で行き来できます。
スタート地点は、住金アリーナから徒歩5分〜10分程度の奥多摩街道沿いです。
マラソン大会の多くは、メイン会場の周りに受付会場やスタート地点が集まっていますが、青梅マラソンは、それぞれがやや離れた位置にあります。
当日受付を行うランナーは、当日の朝余裕を持って到着した方が良いかもしれません。
2.オフィシャルの手荷物預けが利用しづらい
オフィシャルに案内されている手荷物預けは、受付会場の河辺小学校のみです。
第56回大会は河辺小学校の校庭で、700円で受け付けていました。(電子マネーは使えそうでした。)
出し入れの自由度があまり高くないようで、且つ、レース直前はかなりの混雑が予想されるとのアナウンスがありましたので、私は利用しませんでした。
おすすめは、住金アリーナの更衣室ロッカーです。
一般的な100円返却式コインロッカーがかなりの台数あり、スタート2時間前は空きに余裕がありました。
もちろん出し入れは自由ですし、鍵はタイツやランパンにしまって走れば良いだけなので、ストレスフリーでした。(オフィシャルサービスとして、100円で封筒サイズの貴重品預かりがありました。鍵の管理が不安な方は、そちらを利用しても良いかもしれません。)
また、河辺駅周辺には、500円で手荷物預けサービスを行なっている民間のお店がいくつかありました。
オフィシャルの手荷物預けも住金アリーナのロッカーも使えない場合、第3の選択肢として持っていても良いかもしれません。
3.ブロック分けの基準が謎
今回、ブロックはA〜Rまで16個ブロックありました。
当日または前日の受付でゼッケンを受け取り、そのタイミングで自分のブロックが分かります。
私は、Dブロックでした。
記憶では、1時間50分程度(フルマラソン2時間40分前後程度)で申請していたはずなので、かなりレベルが高いか、陸連登録選手が優遇されているかかと思いましたが、いずれも違そうでした。(少し失礼ですが、Cブロック後方には普段走っていなさそうなランナーやコスプレをしているランナーも見られ、Dブロック前方のランナーの方が走れそうな雰囲気でした。)
実際、スタート後は混雑がひどく、危ない場面もありましたし、スタートしてからは、BCブロックの多くのランナーを追い抜かしました。
SNSを見る限り、私と同レベル帯でDブロックになっているランナーが多く、ブロック分けについて私と同様の違和感を抱いていました。
こちらはあまり注意のしようがないですが、如何なるブロックになっても困惑しないよう、心の準備はしておいた方が良いかもしれません。
青梅マラソンのコースと特徴
コース
コースは青梅線沿いを15km行って帰ってくる、シンプルな往復コースです。
折り返し地点が最高地点になっているため、前半15kmは緩やかに上り続け、後半15kmはその分緩やかに下り続けます。
とは言え、細かなアップダウンが多く、一言に「前半は上り基調、後半は下り基調」とも言えない、攻略が難しいコースです。
実際、前半突っ込んで入った多くのランナーは、後半たまにくる上りで苦しんで、リズムを乱していた印象を受けました。
従って、「後半は下り基調」と考えて前半で無理をすることは、あまり得策でないように思います。
青梅マラソン攻略の鍵は、前半パートを落ち着いて入ることかもしれません。
特徴
ズバリ、沿道の応援です。
お世辞にも街中とは言えない山間の道でも、途切れることなく声援が聞こえました。
小さい子から年配の方までが沿道に詰めかけて、ランナーに声援を送っいる光景は壮観でした。
また、往復コースなので、スライドの際に他のランナーとエール交換ができる点も良かったです。
私は今回、比較的満足のいく走りが出来ました。
その要因は、前半力を温存して、後半は沿道やスライドから力をもらい、リズムに乗って走ることが出来た点が大きいと考えています。
難しいコースですが、それと同時に、走っていて気持ちの良いコースでもあるので、記録を狙うことはもちろん、トレーニングやファンランにもおすすめです。
レースについて(結果)
ここからは、私自身のレースについて解説します。
まず、結果は以下の通りです。
- グロス:1°53’31”
- ネット:1°53’02”
今回は、東京マラソンで2時間40分切りを達成すべく、3’45″〜50″程度で走り切ることを目標としていました。
結果的に、平均ラップは3’45″でしたから、狙い通りのレースができたと言えます。
レースについて(準備編)
レース前1週間の過ごし方
- 2月11日(日):JOG35km(4’43″)
- 2月12日(月):PR6km(設定3’45″)+JOG6km
- 2月13日(火):朝JOG7km(4’28″)+夜JOG5km(5’52″)
- 2月14日(水):朝JOG5km(4’52″)+昼JOG3km(5’16″)/カーボオフ
- 2月15日(木):朝JOG4km(5’22″)/カーボオフ
- 2月16日(金):OFF /カーボローディング
- 2月17日(土):朝JOG5km(5’45″)/カーボローディング
青梅マラソンは東京マラソンの練習の位置付けだったので、トレーニングの量や強度はあまり落とさず、気楽に臨みました。
そのため、職場の同僚や友人の付き合いでJOGの量が増えたり、前日にお酒を飲んでしまったり、普段レース前には行わないようなイレギュラーもありましたが、焦りや精神的ストレスはありませんでした。
一方で、練習レースとはいえ大外しはしたくなかったので、カーボローディングやアミノ酸の摂取は積極的に行いました。
カーボローディングについては、レース3〜4日前はカロリーはそのままで糖質をできるだけ抑えた食事、レース前日〜2日前はカロリーはそのままで糖質メインの食事を摂りました。
アミノ酸については、レース4日前から、毎晩就寝前にアミノバイタルゴールドを飲んでから寝ていました。
今回、レース終盤まで脚が動きました。
ペース配分などレース内容が大きな要因かと思いますが、気負わず臨んだことと食事面に気を遣ったことは、多少なりとも良い影響をもたらしてくれたと感じています。
レースについて(当日編/〜スタート)
スタートまでの過ごし方
- 5時30分:起床
- 6時00分:朝食(プロテイン、ご飯、納豆、味噌汁)
- 6時45分:出発
- 8時30分:「河辺」駅着、河辺小学校にて当日受付
- 9時00分:メイン会場着、ジェル購入、着替え、散歩
- 9時30分:捕食①(バナナ)
- 10時00分:アップ開始(補強、ストレッチ、動き作り、ジョグ1km)
- 11時00分:捕食②(アミノバイタルPE、アミノバイタルPRO、モンスターM3)
- 11時15分:整列完了
- 11時30分:スタート
当日朝のコンディションは普通〜やや悪い程度でした。
身体が重い感じがしたので少し不安でしたが、逆にこの時点で、スタート後落ち着いて入る決心がつきました。
初参加の大会、且つ、当日受付だったので、早めに会場入りしました。
私が到着した時間帯(30kmの部スタート3時間前)は、電車も駅も受付会場もメイン会場も比較的空いていて、ストレスなく準備を進めることができました。
また、レース中に携帯するジェルを用意し忘れていたため、メイン会場の「佐藤スポーツ」のブースでマグオンを購入しました。(マグオンの他も、様々な種類のジェルが並んでいました。)
アップや捕食はいつも通り済ませ、つくば、勝田の反省を活かし、早めにスタート整列へ向かいました。
スタートブロックはA〜Dまでは比較的細かく分かれており、スタート10分前までであれば、各ブロック内の前方に入ることもできそうでした。
ただ、前述の通り、ブロック分けそのものの根拠が謎で、私と同じDブロック前方に並んでいたランナーは、少々困惑していたように思いました。
レースについて(当日編/スタート〜)
スタート後のラップ(ネット)
- 5km:19’05”
- 10km:18’35″(37’40″)(マグオン摂取)
- 15km:19’02″(56’42″)(アミノバイタルPRO摂取)
- 20km:18’37″(1°05’19″)(マグオン(カフェインタイプ)摂取)
- 25km:19’18″(1°24’37″)
- 30km:18’25″(1°53’02″)
東京マラソンの練習として臨んだ点、Dブロックスタートだった点、当日朝のコンディションがイマイチだった点などから、落ち着いて入ると決めていました。
東京マラソンでは2時間40分切りを目指しているので、3’45″〜50″で刻むことを目標にスタートしました。
スタートしてから1kmほどは混雑から抜け出せずラップが落ちてしまいましたが、2km地点あたりから徐々に走れるようになり、そこから淡々と目標ラップを刻みました。
アップダウンが多いコースでしたので、1km毎のラップタイムはあまり気にせず、全体の平均ラップが目標程度になるよう意識しました。
緩やかな上りは出力を上げてペースを維持、急激な上りは無理をしない、下りはとにかく楽をする、と心がけることで、良い感じのリズムに乗ることができました。
また、今回はとにかく笑顔で気楽に走ることを意識しました。
最近のレースはシビアになり過ぎていたので、できるだけ沿道の声援に応えながら、スライドする選手にもエールを送りながら、楽しんで走りました。
結果的に、苦しい時間はあまり来ず、30kmを淡々と走り切ることができました。
まとめ
今回は、2024年2月18日(日)に開催された「第56回青梅マラソン」について解説しました。
青梅マラソンは、歴史にも裏付けられた、温かく雰囲気の良い30kmのロードレース大会です。
コースはアップダウンが多く、初参加の場合は注意点もいくつかありますが、間近で見れるトップ選手の走りや沿道の声援は格別です。
私自身も、今回が初参加でしたが、楽しんで走ることができタイムも上々でした。
タイム狙いはもちろん、練習としてもファンランとしても楽しめる良い大会なので、ぜひ皆さまも参加してみてはいかがでしょうか。
ではまた。





コメント
参考になりました
ありがとうございます