みなさんこんにちは、エリートランナーを目指す市民ランナーのウエノです。
今回は、2024年3月3日(日)に開催された「東京マラソン2024」に出場してきたので、実際に走ったランナーの目線で解説していきたいと思います。
今回解説する「東京マラソン」は、皆さんご存知の大会かと思いますので、私の所感が多い後半の項目を厚めに書いています。
東京マラソンのリアルや、月間走行距離200kmで2時間40分切りを目指すランナーのレース内容が気になる方は、是非後半部分をお読みください。
東京マラソンとは
東京マラソンは、2007年から開催されている、新宿〜東京間を駆け抜けるマラソン大会です。
世界的主要大会が指定される、ワールドマラソンメジャーズにも、2013年から名を連ねています。
現在ワールドマラソンメジャーズに指定されている大会は、東京マラソンを含む6大会のみです。
ワールドマラソンメジャーズ
- 東京マラソン
- ボストンマラソン
- ロンドンマラソン
- ベルリンマラソン
- シカゴマラソン
- ニューヨークシティマラソン
従って、東京マラソンは世界屈指のマラソン大会と言えるでしょう。
東京マラソンのエントリー情報
東京マラソン2024のエントリー方式は少し複雑で、大きく分けると以下4種類がありました。
- チャリティーランナーエントリー:10万円程度の寄付者が優先出走権を獲得(5,000名)
- 準エリートエントリー:既定タイムをクリアしたランナーが優先出走権を獲得(計580名)
- ONE TOKYO プレミアムメンバーエントリー:会員(年会費:3,300円)は抽選回数が2回増える(3,000名)
- 一般エントリー:ONE TOKYO会員→東京都民→それ以外、の順で抽選(計28,920名)
簡潔に述べると、東京マラソンは、課金している人か速い人が走りやすい仕組みになっています。
直近は発表されていませんが、2020年の当選倍率は約11倍だったそうで、かなり人気があることが見て取れます。
当選する可能性を少しでも高めたい方は、上記を参考にして、一般エントリー以外のエントリー方法も検討してみてはいかがでしょうか。
東京マラソンの特徴
東京マラソンの大きな特徴は①規模感②高速コースだと思います。
①規模感
東京マラソンは計37,500人が参加するマンモスレースです。
都心部を走るので、沿道の声援も途切れることがないです。
海外からの参加者も多く、より一層の非日常感を味わうことができます。
②高速コース
東京マラソンは上りがほとんどない「高速コース」として知られています。
自身のベストを狙うことはもちろん、高速コースを走りに集まる世界の名だたるランナーたちを肌で感じることもできます。
レースについて(結果)
ここからは、私自身のレース結果について振り返り、解説をします。
- グロス:2時間41分14秒(PB)
- ネット:2時間40分53秒(PB)
今回の目標は、「楽しんでサブ240」でした。
最近のレースは、気負いすぎて突っ込んで後半失速する苦しいものが多かったので、今回は初心にかえって、とにかくマラソンを楽しむことを意識しました。
沿道の応援にはできるだけ応えたし、オールスポーツのスタッフにはできるだけアピールしました(笑)
結果的に、苦しい時間は来ず、すごく楽しい42キロでした。
言い換えると、もう少し絞れた気もしますが、PBは達成できたし、楽しむことができたので、今回のところは満足しています。
レースについて(準備編)
東京マラソン前1週間の過ごし方は以下の通りです。
- 2月24日(土):JOG15.77km(3’57”)
- 2月25日(日):刺激走6km(設定3’40”)+JOG6.62km
- 2月26日(月):OFF
- 2月27日(火):JOG8.01km(4’56”)
- 2月28日(水):JOG4.06km(5’26”)
- 2月29日(木):JOG4.27km(5’00”)
- 3月1日(金):OFF
- 3月2日(土):JOG7.17km(5’00”)
2週間前に青梅マラソン(30kmロードレース)を走り、そこから練習の強度を落とさずに進捗していたので、東京マラソン直前の1週間は疲労抜きに徹しました。
1ヶ月前の勝田マラソンで、前日に行った刺激走の影響もあり、レース後半に脚が止まってしまったので、その反省を踏まえた調整でした。
また、食事面でも気を遣いました。
青梅マラソン後、長期スパンで水を飲む量を増やしていました。(1日2リットルを目安に飲水。)
カーボローディングも、水木カーボオフ、金土ローディングのスケジュールでしっかり行いました。
カーボオフの期間は疲労回復が遅れる印象があるので、就寝前に「ピルクルミラクルケア」と「アミノバイタルゴールド」を摂っていました。
これらの対策が功を奏したのか、レース当日の身体のコンディションは良く、心身ともに万全の状態で会場に向かうことができました。
レースについて(ギア)
今回のレースで用いたギアは以下の通りです。
- シューズ:アディゼロアディオスプロ3(adidas)
- タイツ:MCSランコンプショーツ(2XU)
- ソックス:レーシングランプロ(Tabio)
- アームスリーブ:ザムスト
- カーフスリーブ:ザムスト
- ヘアバンド:2XU
- サングラス:AF-402(AirFly)
今回用いて良かったギアは、シューズとサングラスです。
アディオスプロは、私にとっては、安定感と反発感の良いとこ取りをしたようなシューズで、とても使いやすいです。
今回のレースでも、リズムに乗っている時のミッドフット着地の伸びやかな走りから、疲労が溜まってきた時のヒールストライクのピッチ気味の走りまで、幅広く支えてくれました。
また、今回初めてフルマラソンのレースで用いたエアフライのサングラスもとても良かったです。
汗っかきの私でも42キロを通してズレることがなく、日差しが強い場面も風が強い場面もストレスから守ってくれました。
視界がやや狭くなることで、集中しやすくも感じました。

レースについて(当日編:〜スタート前)
レース当日、スタートまでのスケジュールは以下の通りです。
- 4時45分:起床
- 5時15分:朝食(プロテイン、白米、納豆、味噌汁)
- 6時00分:出発
- 7時00分:会場着(スタートゾーンゲート通過)
- 7時15分:補食①(バナナ)
- 7時30分:アップ開始(ストレッチ+体幹)
- 8時00分:着替え、出走準備
- 8時30分:補食②(アミノバイタルPE+アミノバイタルPRO)
- 8時50分:整列
- 9時10分:スタート
2年ぶりの東京マラソン、且つ、前回はコロナ明けでイレギュラーが多かったこともあり、早め早めの行動を心掛けました。
2時間前に到着したのですが、その時点でそれなりに多くのランナーが集まっていて驚きました。
また、ランナーゾーンに入るためにゲートを通過する必要があるのですが、ここで、瓶・缶・ペットボトルが回収されます。
ゲート待ちの列はそれなりに長かったので、並び直す訳にもいかず、泣く泣く飲み終えていないペットボトルの水とポカリを廃棄しました。
ランナーゾーン内で、カップに入ったポカリや水はもらえるのですが、持ち運びに不便なのでかなりの誤算でした。
パックやパウチのドリンクは持ち込みが可能なようなので、次回は対策をしようと思います。
また、アップスペースが少ないことも誤算でした。
2年前の「東京マラソン2021」では、新宿中央公園付近が比較的空いていて、アップに使えていたイメージだったのですが、今年は仮設トイレの待機列や荷物預けのゾーンになっており、自由に使える雰囲気ではありませんでした。
従って、入場後は新宿中央公園下の端の方にシートを貼って、その場でできるアップだけを行いました。
走る系のアップや動きづくりがしたい方は、事前に使用可能なスペースを確認しておいた方が良いかもしれません。
一方で、嬉しい誤算もありました。
A〜Bブロックの人数が少ないことです。
私自身はBブロックだったのですが、スタート地点からは100mほどの距離感で、40分前に向かってもまだ隙間がありました。
スタートブロック脇にBブロック専用のトイレがあったので、寄ってから整列をし、結局締め切り直前(8時50分ごろ)にブロック入りしたのですが、それでもブロック中盤に入ることができました。
また、今年は昨年問題になっていた「服の脱ぎ散らかし問題」や「路上立ちション問題」も見られず、スタートについては比較的スムーズだと感じました。
今回は、早め早めの行動と、割り切る精神のおかげで、ストレスなくスタートラインに立つことができました。


レースについて(当日編:スタート後〜)
スタート後のラップは以下の通りです。
- 5km:19’15”
- 10km:18’34”
- 15km:18‘52“
- 20km:18’53”
- 25km:18’59”
- 30km:19’06”
- 35km:19’26”
- 40km:19’32”
今回は、あまり時計を見ないで、その時々の展開や調子に合わせて走ることを意識しました。
2週間前に出場した青梅マラソンで同様の意識で走り、うまく走れたからです。
結果、後半にかけてビルドダウンしてしまっていますが、これまでのように急激に大崩れすることはありませんでした。
また、とにかく楽しむ意識で臨んだことも、良い方向に作用してくれたと思います。
沿道の声援に応え、カメラにアピールをしているうちに、気がついたら30kmを通過していました。
そのせいで徐々にペースが落ちていることに気付かずサブ240を逃した、とも言えるのですが、目先のペースに固執しすぎて無理に出力を上げてしまい大崩れしたこれまでのレース経験から、今回はこれで良かったのだと思っています。
今後、同様の戦法とレース展開で、ベースのペースを底上げすることでサブ240も見えてくるかと思います。
また、レース中の補食の摂り方も、これまでのフルマラソンとは少し変えました。
これまでは10kmごとのマグオンだけでしたが、今回は15kmと25kmでアミノバイタルPROも摂りました。
マグオンにはエネルギーやカリウム、カフェインが含まれていますが、アミノ酸系の成分はあまり含まれていません。
後半大崩れする際には、決まって脚が動かなくなるので、それを克服するべくアミノ酸系に特化したアミノバイタルPROを導入しました。
効果に関しては、他の要素もあるので、断言できません。
ただ、同様の補食選びをした青梅マラソンも今回の東京マラソンも、後半まで脚を維持することができたので、個人的には良い印象を得ています。
まとめ
今回は、東京マラソン2024について、実際に走ったランナーの目線で解説をしました。
東京マラソンは、世界有数のマラソン大会で、最高の非日常体験を得ることができます。
また、タイムを狙うことも十分可能なので、マラソンシーズンの締めくくりにはもってこいかもしれません。
出走倍率はかなり高いですが、一般応募から当選することもあるので、応募してみてはいかがでしょうか。
ではまた。






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